☕️今一度、味の分割を試みる
コーヒーの淹れ方はペーパードリップひとつ取っても、お湯を何回に分けて注ぐとか、何秒蒸らすとか、どこに注ぐとか抽出レシピが沢山あります。
別にどんな方法でもコーヒーの粉に湯を注げばそれで良いのですが、一応趣味の世界ですし、自分なりに美味しいと思う方法を求めていこうと思います。
そこで、以前もやりましたが、抽出過程で液体を分けて味をみるのを豆を変えてもう一度やってみます。
前回、最初と最後の液体の濃度や味の違いにとても驚きました。抽出過程にどのくらい時間を掛けるべきかを知るヒントにします。
今回出場するのは味わいにも出てきたエチオピア イルガチェフェ、インドネシア マンデリントバコとスターバックス クリスマスブレンドの3選手です。
3種で味わいが異なるのがポイントです。
方法
- お湯を注ぎ初めてから、30秒毎(30、60、90、120、150秒、最後にカップ)に滴下する器を移動していき、全部で6つに分けて抽出する。
- お湯の温度は約88℃。
- 抽出順に1から6の番号をふり味をみる。
絵面は皆んな同じなので代表してエチオピア選手に。
テイスティング
※3種それぞれ別日に実施しており、その都度感想を書いてます。そのため表現に一貫性がありませんがご容赦ください。
エチピア イルガチェフェ
滴下速度:明らかに遅い感じがした
- 濃厚でエスプレッソのよう。酸味を感じる。濃厚な美味い酸味のエキス。苦味はほとんどせず。冷えると甘い汁に変化。
- 酸味はさらに強い感じ。酸と言ってもフルーティーな感じ。濃厚な感じはあるが、コーヒーという感じはしない。
- 薄いコーヒーといった感じ。複雑さはまだある。
- 香りがあるお湯。最後にわずかに渋みが残る。そのまま飲めなくはない。
- 渋みがあるお湯。激マズといった感じはない。
- 5と同じ、渋みがさらに強いが飲めなくは無いが飲みたくはない。
インドネシア マンデリントバコ
滴下速度:感覚的に淹れてて気持ちいが良いスピード。
- エスプレッソの濃度感。 甘味、酸味、苦味の順で感じた。最初の印象の甘みと酸味が際立つ。特有のスパイシーさもここに出ているかも。
- 濃いめのコーヒーの濃度感。甘味は減り、酸味主体。酸味の後に苦味かいる。
- 味よりも液体の薄さが目立つ、薄いコーヒー感。甘みは感じず。少しの酸味と苦味がメイン。
- 3よりもさらに薄いが、まだ飲めるレベル。苦味(渋み?)が目立ってきた。
- 4と同じ感じ。お茶みたい。最後に渋みが残るが、そこまで不快ではない。
- 渋いお湯。飲める・飲めないのギリギリ。
スターバックス クリスマスブレンド
滴下速度:落ちるのが早い
- エスプレッソのような濃さは無い。そこそこの濃さの液体。甘味は感じず、酸味主体。
- 普通のコーヒーの濃度。酸味と苦味、ほんのり甘みもあるかもなぁ。普通に淹れたこのコーヒーから重さを取った感じ。
- 苦いお茶。酸味はない。渋い感じもそれなりある
- 3よりも薄いお茶。ただそれだけ。飲める。
- お湯。渋みもあるけど、そこまでキツくないの飲めなくはない。
- 少し渋いお湯。美味しくはないけど、飲めなくはない。
まとめ
- 同じ挽き目でも豆によって落ちる速度に違いがあった。豆の種類なのか、焙煎具合なのか、焙煎鮮度なのかは不明。
- 同じ分画でも滴下の速さにより濃度感が変わる。いずれにしても1・2に美味しい成分が入っている。
- 1・2の濃度感と5・6の飲みづらさから、滴下速度が遅いと成分がしっかり抽出され、早いと成分の抽出が浅くなると思われる。
- 6はいずれも美味しいくはないので、抽出にかける時間は2分30秒程度が良いと思われる。
次やってみたいこと
・3もしくは4で抽出を止めたものに、完成量が同じになるようお湯を加えて味を比較する→4・5の部分があった方が良いのか、ない方が良いのかを確認→理想の抽出時間がわかる
・時間でなく抽出量(g)で味の分割をやってみる→滴下の速度が豆で変わるため、抽出量で決めた方が管理が楽。
なんだかよく分からない文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。
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