塊根植物を愛でながら飲むコーヒー

勉強と研究と備忘録。しょぼい自分を見せられる勇気を。

☕️味を分解してみる。

味当てを外してハートブレイク気味であるが、前に進むしかない。
むしろ伸び代しかない。

aka-renga.hatenablog.com

 

今回は抽出過程でコーヒーを分け取り、味を感じ取る方法にて理解を深めます。
コーヒーが持つ一つ一つの味を確かめることでレベルが上がるはず。

こちらの本で紹介されていました。最近のバイブル。

 

用意するもの

 

方法

カップを並べ、抽出しながら30秒ごとにドリッパーを隣のカップに移していく。
一定の速度で行うのがポイントだそう。
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実践

湯温が85℃になったのを確認しタイマーをスタート。
30秒で次に行くため、いつもよりも蒸らしの湯を多めにしました。

ドリッパーに取っ手がついてるため、そこまで手間取ることなる抽出完了!
30秒ごとに①〜⑤のコーヒが出来ました。
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実食

では、飲んでみますか。
注湯から滴下まで間があるため①②の量が少ない。
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①とても濃く苦味が強い。が、甘みや旨みも感じる。エスプレッソのよう。
②薄くなり、酸味を少し感じられるようになりました。①より苦味はだいぶ少ない。
③コーヒーらしさはほぼ無いが、若干の香りと酸味がある。渋みも感じらるようになった。そういうお茶と言われれば飲めなくもない。
④③よりもさらに薄くなり、渋みがキツくなった。舌にこびりつく渋みでまずい。
⑤苦渋いお湯。これ出されたらキレる。

④⑤の後に①②を飲むと、真冬の寒い日に外から家の中に入ったときのような、ホッとした気分になる。
苦いのに甘みと旨みも強く感じ幸せ。

旨い部分を圧力で抽出するエスプレッソの合理性がよく分かった。④⑤の渋み(おそらく雑味と言われる部分)は要素として、コーヒーらしさに入るのだろうか。
濃いものをお湯で割った方が旨いのでは無いかと思うほど、終盤の渋みは酷かった。

あと、苦味と渋みは似ているな。
色も見ればよかったので、酸味系でもう一度やってみようかな。



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