🌱亀甲竜の種は意外と発芽する
今年の亀甲竜の種まき結果について、1ヶ月前に一度書きました。
その後、予想に反して続々と発芽株が増えていきましたので、顛末と共に改めて書きます。
目次
顛末
- SEEDSTOCKにて24粒の亀甲竜の種子を入手。
- ①シャーレ組:12個、シャーレ上で発芽を促がす。発芽したものを順次育苗ポットへ移動。
- ②直植え組:12個、育苗ポットへの直植え。
- 以上2組に分けて、発芽率を比べた。
- ①シャーレ組は1週間程度で続々と発芽していき、都度育苗ポットへ移動。
- ②直植え組は何の反応もなく数週間が過ぎる。
- そうこうするうちに、①シャーレ組の移動先である育苗ポットが満室になりかける。
- 発芽しない②直植え組のポットも場所を取るため、撤去を決める。
- とは言えお金を出して買ったものなので、②直植え組の種子たちをシャーレに移して様子を見始める。
- 事実上、①②の区別は無くなり実験終了。
この時は、直植えの発芽はゼロのため、直植えは失敗。シャーレ上で発芽させる方が良いとの結論にしました。
10日前
そこから2週間程度経ち、シャーレを覗いてみると(普段はアルミで遮光している)、発芽しているものがチラホラ見えるではありませんか。
慌てて、ベランダに撤去しておいた育苗ポットを戻し、発芽した種子を植え付けました。
その後は数日の間隔で発芽種子を確認できました。
今
あれよという間に続々と発芽しだし、現在は全部で19株まで発芽しました。
植え付けたばかりで葉を展開していないものもありますが、全て発根してます。
初期のシャーレ組は発芽から1.5ヶ月程度経ち、葉も複数展開し、芋も形成され始めてます。
考察
2組の種子は最終的に混ざってしまったので正確なことはいえませんが、時系列で考えると①シャーレ組は早く発芽し、②直植え組はシャーレに移動後発芽しました。
そのため、要因は温度(低温の経験と寒暖差)ではないかと考えています。
①シャーレ組はキッチンペーパーに少し水を垂らした程度、かつ、容積が小さいガラス空間のため外気温の影響をダイレクトに受けます。
一方、②直植え組は育苗ポット自体の容積が格段に多い上に、培養土入り。さらに水も腰水管理していたため、温度の安定性は段違いと考えます。
加えて、今秋は気温も高めだったこともあり、②直植え組は発芽に必要な低温や寒暖差を経験出来ていなかったため発芽しなかったと考えます。
まとめると
①シャーレ組は敏感に低温を感じ発芽。
②直植え組はシャーレに移動後に、遅れ馳せながら低温と温度変化を感じ順次発芽した。
という認識です。
結論
その植物にあった温度が大事な要素であることを認識しました。
しかし、直植え組を捨てずに移動させたのは見た目でカビていなかったことが理由です。
なので、カビなければ亀甲竜は時期(秋、冬)が来れば発芽するが結論です。
種子を入手するとすぐ撒きたくなりますが、そこはグッと我慢。季節を考えて播種しましょう。
今後の展開
総勢19株になった亀甲竜。初期発芽の株には育苗ポットも小さくなってきましたので鉢上げも検討します。
手元にあるスリット鉢(白、黒)に植えたいけど、数が足りないし、数を揃えるにはお金が掛かかります。正直な話、上記スリット鉢は信頼しているのですがコスト的には優しくはなく、数が増えて来た今は別なものにする必要が生じました。
そして、ついに!ちょうど良いプラ鉢に辿り着くことが出来ました。
何かとよく見る鉢です。一番見るのは緑のやつでしょうか。
底面が八角形のタイプです。これ、形は良く見プラスチックの鉢で、スリットの他に内側に凹凸があります。
良く見るタイプではあるんですが、今まで色が黒で、サイズが2号(直径6cm)の小さいものを見つけることができなかったんです。一回り大きい2.5号(直径7.5cm)は出てくるんですけどね。
そんな「小さな」「黒い」「スリット鉢」をようやくAmazonで探しあてました。先の2つのプラ鉢よりも価格が安いので非常に満足です。
白、黒と並べて比べてみます。いいね!
持っている株が小さいため、もう少し小さい鉢に植えたいと思っていたので手に入ってとても嬉しいです。
。。。
うーん、サイズは丁度良いけど、スリットが前の2つに比べて少なくないか?
そもそも、白と黒の2つを比べてみても内側の凸凹具合が全然違うな。
やっぱりスリットがある程度多く、凸凹もある方が良く育つのかな。。
よし、亀甲竜19株あるし、比較実験してみるか!!
ということで、手に入れたこのミニサイズプラ鉢を改造することにしました。
続きは次の🌱回で。
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