🌱2023 秋の実生結果1と馴れ初め
昨年から始めた塊根植物の実生。
※塊根植物(コーデックス)・・・根や茎が特徴的に肥大した多肉植物で、塊根部には水分を蓄えている。
※実生・・・植物を種子から育てること。またその植物。
なぜこんな事をやっているのかというと、昨年ふらっと立ち寄った園芸店で亀甲竜という植物に出会ってしまったのがキッカケです。
リクガメの甲羅のような形で、変わった植物もあるんだなというのが最初の感想。
インテリアに観葉植物でも買おうかなと思って入った店ですので、1つ買おうとこぶし大の亀甲竜の値札を見てびっくり、マジで二度見しました。一桁違うのではないのかと。。。
高くて買えないし、買って枯らしたらショックも大きいと思いその場での購入は断念しました。しかし、家に帰ってからもあのフォルムが頭から離れず、スマホでポチポチ調べるうちに塊根植物というジャンルを知りました。
高価な理由に成長の遅さもあるようで、園芸店でみたサイズも5、6年は掛かっていることが判明。そうか、年数で高くなるなら若ければ安いのか!という安易な理由で調べていくうちに、種から育てる実生というものに行きつきました。種からなら育てる経験も身につくし、一石二鳥じゃんという独自理論に至り、始めたのが昨年の9月です。
種もそんなに安くはない。でも、思いついた素晴らしいアイデアを実行することしかその時は考えられず。
成長が遅いので甲羅を拝めるのにも暫く時間が掛かることも知らずに。。。
前置きが長くなりましたが、それ以来塊根植物を育てるというより、実生という行為にハマってしまった私は今年も亀甲竜を播種しました。
発芽率は100%ではなく、全滅も珍しくない塊根植物の実生。いかに発芽率を上げるかの実験も楽しみ方の1つかもしれません。
昨年は濡らしたキッチンペーパーの上で発芽させて、発芽したものをポットに植え替える方法を取りました。
しかし、植え替えのストレスで弱ってしまう個体が気になったので、ポットへの直植えも今回は試してみました。
鮮度が良いのかキッチンペーパー組は1週間も経たずに発芽し、順次植え替えを行い、すくすくと育っております。
※真ん中の列にはこれから発芽したものを植え替え予定です
※1番下の列は別の塊根植物です
直植えは今のところ発芽0%となっており、このまま終わりそうです。カビもちらほら。勿体無いし、かわいそう。でも、ワンチャン発芽するかもと捨て切れず。
他の植物だと直植えの方が発芽率が良かったりするので、相性みたいなものがあるのかもしれません。
手段が目的となった今これからも種を植え続けるのでしょう。