塊根植物を愛でながら飲むコーヒー

勉強と研究と備忘録。しょぼい自分を見せられる勇気を。

☕️コーヒーを1人分だけ入れるって意外と難しい。

毎日コーヒー淹れてる身からすると、コーヒーって多過ぎても、少な過ぎても淹れづらいという印象があります。


慣れの問題が一番かと思いますので人それぞれでしょうが、自分は2人分(約300cc)が淹れやすく、毎朝抽出しながら今日は良い感じとか、イマイチとか判断してます。

 

多く淹れるっていうのは、来客のときとか状況が限られてたりするので、回数を回すことで対応できますが、追加で一杯だけ飲みたいとか、割と良くある場面で絶妙に不便を感じます。

 

手持ちの2-3人用のドリッパーでももちろん淹れることは出来ますが、蒸らしなど、いつもとなんか違うなという違和感が付きまといます。
美味しかったら問題ありませんが、この違和感が最後まで付きまとってしまいます(嗜好品ですから)。

 

ここからが本題ですが、DEEP27という一杯取り専用のドリッパーが最近発売されました。
27という数字はドリッパーの底角の角度を表しており、27°と超鋭角です(一般的な円錐形だと60°)。

f:id:aka-renga:20231021162424j:imagef:id:aka-renga:20231021162523j:imagef:id:aka-renga:20231021163651j:image

 

ざっくりいうと、通常よりも鋭角な形状により、抽出層を長く形成できるため、少量の湯でもしっかり抽出できるという原理だそうな。
また、内側にあるリブ(フィルターがピタッと張り付かない)により、コーヒーが落ちる速度も注湯と同じくなるようにコントロールできるということです。

ここら辺の理論は色々あるようですが、製造しているCAFEC(三洋産業)は誰でも簡単に美味しいコーヒーを淹れられることを目指して開発されているということなので、素人としては完全に身を任せるだけです。

 

f:id:aka-renga:20231021162853j:image

12gの粉を投入すると粉面は丁度半分のところにきます。

(↑半分じゃなくない?と思った方正解です。写真とったときは、ど忘れておりまして10gでやってます)

 


f:id:aka-renga:20231021163026j:image

f:id:aka-renga:20231021163246j:image

f:id:aka-renga:20231021163052j:image

f:id:aka-renga:20231021163242j:image

抽出方法も基本真ん中に注湯するだけという親切設計。

 

大は小を兼ねると言いますが、コーヒー1杯取りに関しては専用を買って後悔はしませんでした。

難点をいえばペーパーフィルターが専用のため、コストが少し掛かるところでしょうか。

 

 

ようやく涼しくなって、コーヒーがより美味しく感じる季節になりました。